一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)の評価
「『ソーシャルグッドロースターズ』は、多様性と包摂性のある雇用をスマートにサポートするために再構築された人気のビジネスモデル。誰も排除されず、全員が社会に参画する機会を持つ職場を提供し、スキルを磨くことができるソーシャルデザインプロジェクトの成功例といえる。このプロジェクトは、さまざまな能力を持つ人々の可能性を理解することを促進しているし、提供されるコーヒーは、プロジェクト自体と同じくらい称賛に値すると言える。」と評した。
『ソーシャルグッドロースターズ』の社会課題への取り組み
厚生労働省が刊行している「障がい者白書」によると、障がい者の1年以内の離職率は50%を超えていて、10年間改善されていない。障がいを持っていると職種の選択肢が少なく、自発的に「やってみたい」「やりがいがある」と思える仕事に就くことが難しく、仕事に就いたとしても「賃金・労働条件への不満」、「能力に応じた評価がない」、「能力が発揮できる仕事への配慮がない」などの離職理由で定着できていないのが実情だ。
『ソーシャルグッドロースターズ』では、挑戦してみたいと希望する人の多いバリスタや焙煎士の仕事を通して、コーヒーの専門性とスキルを身につけ、障がいの有無に関わらず一人一人が自信と誇りをもって働き成長できる機会の提供と、ダイバーシティ体験ができる場所づくりを目指していくという。
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