USA版のケイト・スペード ニューヨーク公式HPで女性のメンタルヘルスを中心に据えた「social impact」ページを公開
2022年1月に公開した「social impact(ソーシャルインパクト)」*ページでは、【ソーシャルインパクト・カウンシル】の錚々たるメンバーを公表。それぞれの経験や想いのこもったコメントが発表された。
*「social impact」……ケイト・スペード ニューヨークの社会活動を指す
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「私の最大の夢は、女の子や女性が恥ずかしさを感じることなく、(自分の心や意識の)暗い影に隠れていることについて自由に話せる日が来ることです。」Taraji P. Henson(タラジ・P・ヘンソン)氏 : 女優、映画監督、ボリス・ローレンス・ヘンソン財団の創設者
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「感情を大切にすることの必要性を説き、メンタルウェルネスを優先するという目標に共感してくれるケイト・スペード ニューヨークの仲間たちに感謝しており、世界中の全ての女性たちをサポートし、エンパワーすることを目指し、インスパイアリングな女性リーダーたちと共に取り組んでいけることを大変光栄に思っています。」Cynthia Germanotta (シンシア・ジャマノッタ)氏:娘のレディー・ガガ氏と創設したボーン・ディス・ウェイ財団の理事長
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「メンタルヘルス上の問題に悩まされると、人は往々にして自信を喪失したり、場合によっては自分を無価値だと感じたりします。そのため、メンタルヘルスのサポートだけでなく、女性のエンパワーメントにも投資するという選択は、人々の人生を変え、命を救うでしょう。」Jazz Thornton(ジャズ・ソーントン)氏 :ニュージーランドに拠点を置くメンタルヘルスの提唱者、ボイシズ・オブ・ホープの共同創設者
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“女性のメンタルヘルス”に関する「ソーシャルインパクト」の取り組みは、ブランドの投資をエンジンにした、創設メンバーたちの発信力と活動がベース
ケイト・スペード ニューヨークは、メンタルヘルスに関する認知を広げるために、ブランドのプラットフォームを活用しながら、この話題について気後れすることなく語れる環境づくりに注力。ブランドとケイト・スペード財団は年間で200万ドル余りを寄付する方針。
また、【ソーシャルインパクト・カウンシル】の創設メンバーたちは、パートナーシップを組み、ブランドのコミュニティー、更にそれらの範囲を超えてより多くの人々に働きかけられるよう、それぞれの専門性を活かし課題に関する「対話」や「教育」、「研究」を促していく活動を、対面、非対面問わず一年を通して行っていく。
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ケイト・スペード ニューヨークが、メンタルヘルスを注視するに至った「悲しい経緯」とは……
ケイト・スペード ニューヨークは、2014年から“女性のエンパワーメント”に資金を供給。ハンドバッグ製造施設であるAbahizi Rwanda(アバヒズィ・ルワンダ)と協同で開発した「on purpose」というプロジェクトを通じて、コミュニティーの女性と女の子に資金と資源を提供する活動を続け、現在では、共に開発したメンタル・ヘルスプログラムの提供も行い、“ただハンドバッグを製造する”といった枠を越えた取り組みを確立した。
一方、2018年にブランドの創設者であるケイト・ブロスナン・スペード自身が自ら命を絶った悲しい出来事を受けて、進行中であった『ソーシャルインパクト』の取り組みを拡大。重要性が改めて浮き彫りになったメンタルヘルスをその中心に据えることとなった。
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「私たちはこの10年間、“女性のエンパワーメント”を社会へ還元する活動『ソーシャルインパクト』の中心に据えてきました。
その中でも、現在は“女性のメンタルヘルス”に関する課題に注視しています。メンタルヘルスが女性と女の子の人生において果たす役割が長きにわたり軽視され、きちんと理解されず、また、この分野への投資が不足している状況だからです。
これから、ケイト・スペード ニューヨークは、各パートナーと密に連携を取り、一段と積極的でインパクトのある役割を果たせるよう取り組んでいきます。」Liz Fraser(リズ・フレイザー)氏
リズ・フレイザー
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日本では、ケイト・スペード ニューヨークの既存のソーシャルインパクトの取り組みやパートナーの非営利組織に関するその他詳しい情報などが掲載された「social impact」ページが、2022年3月上旬に公式HPにて公開予定。その取り組みを是非チェックしてみて。
About「kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)」