現在、治療技術の進歩や早期発見により、就労をしながら通院しているがん患者も増加。そのため、美容上の悩みや外見の変化を意識する人も多く、「メイクでカバーしたい」といったニーズも高い。
がん治療の副作用などによる外見上の変化は年齢、性別を問わず、肌がデリケートに感じる、眉毛が脱毛してまばらになった、指のひび割れや手の乾燥などさまざまだという。
多くのがん治療中の方やその家族、医療関係者などがより充実した情報を手軽に活用できるように、「ライフクオリティ メイクアップ」のサイトから「外見ケアBOOK」の閲覧やダウンロードが無料で可能だ。
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「外見ケアBOOK ~自分らしく、心地よく。~」
・Section 1 手指ケア
・Section 2 肌ケア
・Section 3 唇ケア
・Section 4 眉メイク
・Section 5 顔色メイク
・Section 6 ポイントメイク
・Section 7 頭皮ケア&ウィッグ
●眉メイク
眉の基本の描き方から使うコスメ、道具までを紹介。また、「治療で眉が抜けてきた」といったがん患者ならではの悩みに「パウダーで全体を描いた後、アイブロウペンシルでまばらな部分を足していく。色づかないときは、化粧下地を眉の中にもなじませパウダーを少量つける」など、実践に基づいた丁寧なアドバイスが。
●頭髪ケアとウィッグ
「頭皮が乾燥して細かいフケが出やすくなった」「ウィッグの選び方がわからない」といった、患者たちの悩みや疑問への回答はもちろん、ウィッグを購入するタイミングや装着するときに生えぎわを自然に見せる裏技のテクニックまで、一歩踏み込んだ役立つ情報も掲載。
≫Information
『外見ケアBOOK ~自分らしく、心地よく。~』で提供される情報以外に、個別の悩みに対応した「お悩み別メイクナビ」動画や、「資生堂 ライフクオリティー ビューティーセンター」を始めカウンセリングが実施されている全国の店舗も紹介している。
「LAVENDER RING MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES」がメセナアワード2021で優秀賞を受賞
「新たな社会課題に対する資生堂ならではの活動。“メイクとフォトセッションを提供すること”で、人々の生きる力につなげている」と一員として評価された。
About「資生堂 ライフクオリティー メイクアップ」