気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子

HAPPY PLUS VOICE

MYスタイルを作る最愛アイテムについて聞きました!

気になるあの人の
“MYスタンダード”
Vol.13 雨宮塔子

おしゃれにスタイルがあり、自分に似合うものを知っているファッションのプロたちに、“マイスタンダード”について取材する連載。今月は今年を締めくくるスペシャルゲストとして、雨宮塔子さんにお話を伺いました。

気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子

雨宮塔子さん/フリーアナウンサー・エッセイスト気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子

あめみやとうこ●TBSのアナウンサーとして、情報やスポーツ、ラジオ番組などで幅広く活躍後、フランス・パリに渡り、フランス語と西洋美術史を学ぶ。2016年から3年間「NEWS23」(TBS)のキャスターを務める。その後、拠点をパリに戻しTVや執筆活動の他、現地の情報をメディアに発信するなど活躍を続けている。随所にこだわりが光るパリの自宅の今を綴った近著「MY HOME,MY LIFE.」(光文社)が評判。

気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子

TOKO’s
STANDARD

01

デニム

頼れるのはストレートか程よいワイド

「さまざまなシルエットのデニムを履いてきましたが、やっぱりストレートとワイドに落ち着きます。ワイドといっても太すぎるのは似合わないんです。今、一番のお気に入りは、ゆとりのある腰まわりから裾にかけてストンと落ちるストレートシルエット。2年くらい履き続けているので、またしばらくしたら気分が変わるかもしれませんね(笑)」

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TOKOs
STANDARD

02

ジャケット

マニッシュでいてフェミニンなオンリーワン

「スタンダードの中のスタンダードといえばジャケット。ここ数年は少しオーバーサイズが気分です。アイテム自体はマニッシュなものなのに、フェミニンも演出しやすいところが気に入っています。ちょっとしたパーティにも、ドレスよりジャケットが着たくて。そのときはワンピースにはおって袖をまくるなど、肌の見せ方を工夫した着くずしがしたいですね。手持ちにはテーラードが多いけれど、今後はノーカラーもカッコよく着こなしたい」

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TOKOs
STANDARD

03

ボウタイブラウス

ジャケットにもデニムにも!

「合わせ方が楽しめるすごく便利なアイテム。とろみがあったり、近頃はちょっと透け感があるものも好き。上にあげたジャケットともデニムとも相性が良く、簡単にミックス感が出せるところも魅力的。とにかく信頼しています。色は無地がほとんどですが、身頃がストライプでボウタイ部分が白もお気に入り。着るときのこだわりは、ボウタイをリボン結びしないこと。甘さは必要ないんです」

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TOKOs
STANDARD

04

パンツ

好みはペンシル型。素敵に履くためのお直しは必須

「筋がね入りのパンツ派だからか、好みのラインがあるんです。それはゆったりしたラインながら裾に向かってやや細くなるシルエットで、ベストな裾幅は22cm(笑)。たまに18㎝や24㎝だったりしますが(笑)。大抵、私にはサイズが大きいためお直しは厭いません。ウエストだけでは全体のバランスが崩れるので、全体をミリ単位でこだわって直してもらいます。大好きなジャケットスタイルにも、そんなパンツが欠かせません」

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TOKOs
STANDARD

05

ピアス

揺れるデザインが好き

「ボウタイブラウスが好きで髪が長いからか、顔周りのアクセサリーはピアスだけ。耳にフィットするオーセンティックなものも好きですが、近頃は揺れるデザインが気に入っています。素材はシルバーでもゴールドでも。ときにはパールのアクセサリーとの重ね付けで異素材ミックスを楽しんでいます。耳もとで揺れるピアスがひとつあるだけで、女性らしさを再認識するきっかけに。

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TOKOs
STANDARD

06

バングル

細いものは重ねて、太いものはひとつだけ

「バングルは好きでよくつけています。細めのデザインなら何本か重ね付けしますし、存在感のあるものはガツンとひとつだけ。重ね付けが上手な人を見かけると、つい目で追ってしまうこともあるんですよ」

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TOKOs
STANDARD

07

今どきのシューズ

装いを自分らしさに導く大切なキーアイテム

「例えば、デニムを履いたときの足もとをスニーカーにするのかパンプスにするのかでおしゃれの印象は大きく変わります。だから靴には時代の空気感を求めます。大人に似合うスニーカーも必要ですし、食事やレセプションがある日はパンプス、細身のパンツを履く日はエンジニアブーツというように。幾種類もの靴の中でも今のお気に入りは、ニューバランスのスニーカー。石畳のパリを歩くのに欠かせません」

気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子
気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子
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TOKOs
STANDARD

08

ルームキャンドル

温かみのある灯りと香りを楽しみます

「フランスでは部屋の照明がやや暗めなので、キャンドルを灯して明かりを補います。そのときは香りも一緒に楽しんでいます。甘い香りが苦手ですが冬という季節柄、爽やかすぎるのもちょっと。今のお気に入りは、フィグ(いちぢく)の香りをベースにした少し重めでウッディな香り。ゆらゆらと揺れる炎を見ているだけで気持ちも落ち着きます」

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COLUMN

気になるあの人の“MYスタンダード”Vol.13 雨宮塔子

約1年をかけたパリのご自宅のリフォームが完成した雨宮さん。その過程をまとめた著書「MYHOME,MYLIFE.」(光文社)が話題を集めている。
「家づくりがこんなにも楽しいことだとは思ってもみませんでした。せっかくの機会ですから妥協はしたくありません。業者さんにお任せすることもできますが、理想形に近づけたいという想いから、イメージボードを作って建築士の方にお見せしたり、さまざまなパーツを買い集めたりと、できる限り自分で動きました。壁や床、ドアなど部屋のベースとなるところはシンプルに。そして今回、とことんこだわったのがバスルーム。運命的な出会いをした猫足のバスタブをメインに、タイルから収納ボックスの細部にいたるまでこだわり抜きました。出来上がってみると北欧やイギリス、ミッドセンチュリーとさまざまなテイストが混在していますが、それは私の「好き」を詰め込んでいるから。今はアンティークの白い陶磁器を少しずつ集めていますが、家づくりに終わりはありませんね(笑)」

画像/篠あゆみ(書籍MY HOME,MY LIFEより)、コラム内の静物撮影/雨宮塔子 取材・文/向井真樹


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