スタイリスト石上美津江さんの
この冬着たい服、欲しい小物
この冬着たい服、欲しい小物
今やLEEマルシェの冬の風物詩となった、人気スタイリスト・石上美津江さんとのコラボ企画。第13弾となる今回は、石上さんが一番好きだという冬を、思いっきり楽しむために必要な8アイテムがラインナップ。イチ押しのスタイリングとともに、その魅力をたっぷりお届けします。
【石上美津江さんコラボ】NEWフリルブラウス
【石上美津江さんコラボ】サスペンダー付きスカート
【石上美津江さんコラボ】ハンドニットボレロ
【石上美津江さんコラボ】すっきり見えハイネックニット
【石上美津江さんコラボ】チェックワンピース
【石上美津江さん別注】 POLO ONE PIECE
【石上美津江さん別注】R.D.M EMBROIDERY TOTE BAG
【石上美津江さん別注】巾着付きかごバッグ
今必要なのは、安心をくれる服と新しい自分に会える服!
12closetと一緒に作ったのは、去年の冬の時点で「来年(=今冬)も絶対に必要だな」と確信した安心感のある服と、ちょっと冒険的な、新しさを感じる服。この見開きで言うなら、右ページのフリルブラウスは”安心服”で、左ページのサスペンダー付きスカートが”チャレンジ服”です。少し前の私の中には、私服でサスペンダーを取り入れる発想がなかったのですが、もともとワンピースやサロペットのような”つながっている服”が好きだし、もしかしたらいけるかも……?と一歩踏み出してみたら、これが想像以上によかった(笑)。実を言うと数カ月ほど前、これからどんなおしゃれをしたらいいか、何を着たらいいのかわからなくなった時期があって。ふと立ち寄った服屋さんで、年上の女性スタッフの方に何気なく話してみたんです。そうしたら「いいじゃない! 新しい自分に会えるじゃない!」と言ってくださって。そうか、これはピンチじゃなくて新しい扉を開けるチャンスなんだと、曇っていた心が一気に晴れやかに! 今回発売する5着にも、そんなポジティブな気分を乗せてみました。本当に全部がお気に入りなので、ぜひ手に取ってほしいです。
- from
- Mitsue Ishigami
- Profile
『LEE』などの女性誌やカタログで活躍し、モデルからも信頼の厚いスタイリスト。可愛さや甘さを大人にちょうどいい塩梅に着地させた、カジュアルコーデがLEE誌面でも大人気。愛称はガミちゃん。Instagram:ishigamimitsue
PART1
12closetと作った
「大人の可愛げ」カジュアル服
LEEオリジナルブランドの12closetでは、石上さんらしい”大人の甘さ”をベースにした5つのワードローブをコラボ。ヒット作の進化版に新色、冒険心から生まれたアイテムまで、どれも見逃せません!
Blouse with Frill
昨年12月号で大ヒットを飛ばしたリネン素材のブラウスが、ティアードフリル衿に進化して登場!
「好評いただいているリネンブラウスを、今年はティアード衿で作りました。一枚ではもちろん、ニットやカーデの首元から覗かせたときのバランスが最高なんです。インナーが仕込めるように身幅&袖幅はゆったりめに。前回同様、一年中ヘビロテしそうな予感です」(石上さん)。適度な幅を持たせた、ティアードフリル衿が魅力の前開きブラウス。リネン100%の平織り生地のドライな風合いで、大人に最適な甘さに仕上げました。シックさと着回し力を兼備したブラックとホワイトの全2色。
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袖口の広さは2つのカフスボタンで変えられる仕様。たくし上げたときも安定感ばっちり。
Skirt with Suspenders
石上さんらしい可愛げバランスが叶う、サスペンダーで茶目っ気を添えたクラシカルなAラインスカート
「久しぶりにAラインスカート熱が再燃!ただシンプルなワンツーコーデには少し照れがあるので、旬のサスペンダーでやんちゃさを足してみました。まずはコンパクトなニットと、フィット&フレアなバランスで楽しみたいです」。ウールツイード調のリッチな風合いが特徴の、ポリエステル生地を用いたロング丈スカート。ベルト幅を広くとったハイウエストは、コンパクト見えしつつもゆったりとした着用感。サスペンダーをラフに垂らしたり、外したりで印象が変わる点も好ポイント。
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あえてゆとりを出したウエストは、腰あたりに配したベルトでフィット感の調節が可能です。
生地はグレーにごく近い色合いのベージュ。シワになりにくく、手入れも楽ちん!
Bolero Cardigan
シンプルコーデに羽織るだけで素敵!ハンドニットならではのざっくり感とぬくもりあふれる風合いが魅力のボレロ
「暖冬でコートの出番が遅かった昨冬、こういうざっくり編みのカーデがすごく重宝したんです。羊毛の色をそのまま生かしたナチュラルな白や、不揃いの毛糸ならではの凹凸感ある編み地、そしてぽわんと膨らむ袖と短丈のバランス……。もう大満足な仕上がりです」。甘撚りのウール糸を用いた手編みのニットボレロ。その見た目同様にふんわりと暖かく、肩が凝らない軽い着心地です。大人が着やすい短め丈で、どんなボトムとも好相性。
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太さの異なる甘撚りのウール糸を用いた編み地。羽織った瞬間から冬ムードたっぷり!
High-neck Knit
ネックの高さと長めの袖丈が印象的な大人気ハイネックニットに、主役も脇役も担う待望の赤が仲間入り
「昨年の12月号で発売した時点で、もし次に機会があるなら絶対に作りたい!と思っていた赤。こっくりと深みがあって、ほのかにオレンジを感じる色合いは、一枚で着るもよし、アウターの首元や袖口から覗かせてもよしの万能選手」。細畝リブのニット生地は、ソフトでなめらかな肌触りのウールブレンド。すっきりと見えつつもタイトすぎないサイズ感です。首に自然に寄り添うハイネックと手の甲あたりでくしゅっとたゆむ長い袖丈は、長年タートルネック迷子だった石上さんが試行錯誤の末にたどり着いたベストバランス。着回し力抜群の3色に、新色の赤の全4色展開です。
Check One-piece
毎回大好評のバンドカラーワンピは、地味色ベースのチェック柄とふんわり広がるシルエットがこだわり
「この冬も私のワードローブには柄ワンピースが欠かせません。比翼仕立てのバンドカラーに、ギャザーを寄せたウエスト切り替え、余韻たっぷりな揺れ感。ずっと変わらない大好きな要素を盛り込みつつ、5月号に発売した撥水ワンピ以来マイブームな、大きめのチェック柄で新しさを。小物次第でいろんな表情が楽しめるので、週3はお世話になると思います」。生地はポリエステルとレーヨンの混紡素材。春まで着られる素材感&厚みでシワになりにくさも特長。両サイドにポケット付き。
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やや淡いグレーをベースにした、地味色配色の大きなチェック柄。存在感がありながら大人らしく着こなせます。
PART2
人気ブランドに別注!
毎日がごきげんになる
「ワンピ」と「バッグ」
ラインナップは石上さんのワードローブに欠かせないワンピとブックトート、そして小さな籐かごバッグ。別注アイテムも”石上ワールド”全開です!
×TRIPLE CROWN
衿後ろの刺しゅうロゴが別注の証!ラグビーウエアが得意な英国ブランドで別注したラガーシャツワンピ
「去年からずっと気になっていたラガーシャツワンピ。展示会で出会ったこちらは、色、シルエット、サイズ感、すべてがタイプで別注を即決! 衿の後ろに”Hejhej!”(スウェーデン語で”こんにちは!”の意味)と刺しゅうを入れて、遊び心を足しました」。LEEマルシェ初登場のトリプルクラウンは、1950年代にイギリス中部で創業した、ラガージャージに定評のあるファクトリーブランド。ボディの素材は洗濯機OKの綿100%で、春まで長く着られる厚みです。
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足さばきのよさを高めるサイドスリットが深すぎないところも、石上さんのお気に入りポイント。
ネイビーにパッと映えるスウェーデン語”Hejhej!”の白。後ろ姿の小粋なアクセントになって。
×R&D.M.Co-
ほぼ毎日のように持っているブックトートを、愛してやまない赤いタータンチェックで完全別注
「いくつも買い揃えるほどここのトートバッグの大ファンで、ありがたいことに完全別注が叶いました! 赤いタータンチェックの生地はコットン100%のフランネル。持つとクタッとする薄手&ほぼ正方形です。厚手のコートの上からでもすっきり持てる、ハンドルの長さにこだわりました」。通常版『LEE』が余裕で収まるサイズ感。荷物がザクザクとラフに入っている様子までおしゃれに見えます。
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フロントにはふっくらと立体的な刺しゅうロゴを。あえて柄になじむ黒を選んでシックに。
×MARCHER
’20年4月号でヒットした巾着付きの籐かごバッグがギンガムチェックver.で再び!
「’20年4月号ではレオパード柄、今回はフレンチシックなギンガムチェックの巾着に!籐かごのバッグはたくさん持っていますが、最も登場頻度が高いのがこのバケツ型バッグ。形も大きさも、コーデとのバランスも、本当に使い勝手がよく理想的なんです」。籐かごは、アンティーク調のアラログ素材を用いた職人のハンドメイド。巾着ポーチとレザーのショルダーストラップは取り外しが可能です。