雨の日もハレの日も履ける!
履き心地の良さに世界が惚れた!〈kurun TOKYO〉×ハピプラストア「365日履ける楽品バレエシューズ」
世界一の履き心地を目指し、2年以上の歳月を費やして開発したオリジナルのバレエシューズを展開する、東京発シューズファクトリーブランド「kurun TOKYO」がハピプラストア初登場! なんと今回特別に、LEEやMOREなど女性誌で人気のスタイリスト大平典子さんに監修いただき、ブランドで売れ筋の4足に、さらに洒落感をプラスしたモデルを発売!東京・浅草の工房にも取材し、極上の履き心地のバレエシューズが生まれる秘密にも迫ったインタビュー記事も。履き心地楽ちんなのに品がある、クルンのバレエシューズと一緒に新年をスタートしませんか?
kurun TOKYOとは?
とにかく履きやすい! と日本のみならず世界各地にファンの多い、東京・浅草発の靴のファクトリーブランド「kurun TOKYO」。世界一履き心地の良い靴を作る事をモットーに、職人の手で手掛けられるバレエシューズは、ハイクオリティでストレスフリーな履き心地。カラバリや素材など、装いに合わせて選べるバリエーションの豊富さも魅力。
スタイリスト大平典子さん
雑誌「LEE」をはじめ、ハッピープラスストアでも引っ張りだこのスタイリスト。コーディネートはもとより、機能性や旬の要素を見極めるアイテムセレクトに業界内にもファン多数。
ITEM01【雨天OK】シープレザーのフィット感抜群な「ウォータープルーフタイプ」
スタイリスト大平さんのこだわり
「バレエシューズは、コーディネートに欠かせない定番アイテム。せっかくなら毎日履けるマイベーシックとなるデザインをつくりたい、ということでこのモデルをセレクトしました。オンオフ使える王道のブラック、意外と持っていない方も多いけれど実は肌馴染みが良く、装いに品の良いアクセントを与えてくれるライトグレー。トゥのデザインは、足がシュっとスマートに見えて、フェミニン過ぎないスクエアトゥを今回選びました。シープレザーなのに撥水機能があり、所謂レインシューズ見えしないことにも感激。雨天でもお洒落を諦めず、お気に入りの靴で出かけられるのは嬉しいですね。ベーシックな色をチョイスしましたが、ちょっとこだわったのは程よいツヤ感。地味過ぎず目立ちすぎないバランス、リボンと踵部分をツヤのある素材に変えたことで、さり気ない洒落感が生まれ、いい塩梅に。驚くほどのストレスフリーな履き心地なので、毎日の相棒シューズとして取り入れて欲しいです」(スタイリスト大平さん)
撥水加工済みのシープレザーを採用した
1足あると頼れる一番人気のブラック
撥水加工が施されている、雨の日にも頼れる本革のバレエシューズ。今回は大人っぽく履けるスクエアトゥをセレクト。絶対に使えるブラックは、リボンと踵部分の素材を同色のエナメル素材に変更し、足元にさりげないツヤをプラス。ブラックでも重くなりすぎず、軽やかな印象に。
kurun TOKYO
【スタイリスト大平典子さん】コラボスクエアトゥ
¥16,500
color:ブラック
point
リボン部分をエナメル素材に変えてツヤをプラス
元々ボディと同素材のスムースレザーのリボンを、上品なツヤのあるエナメル素材に変更。さりげないポイントに。
point
踵部分もエナメル素材を採用し、後ろ姿も印象に
ほんのり輝くエナメルの踵がアクセントに。これも大平さんのさり気ないこだわりポイント。
足元を明るく軽やかに見せてくれる
洒落見えライトグレー
革をなめす段階から撥水剤を入れ作り上げた、柔らかなシープレザーを採用したバレエシューズ。肌馴染みが良くシックな印象で人気のライトグレーは、装いを明るく仕上げてくれる優秀色。今回の別注では、リボンと履き口のグログランをシルバー色に変え、ベーシックな地味色ながら明るい印象に。
kurun TOKYO
【スタイリスト大平典子さん】コラボスクエアトゥ
¥16,500
color:ライトグレー
point
蒸れにくく疲れづらいストレスフリー設計
インソールには蒸れにくく高反発のインソールを採用し、着地時の衝撃を吸収。ストレスフリーな履き心地。
point
雨の日も滑りにくいアウトソール
独自で開発した軽くノンスリップ加工が施されたソールで滑りにくい!
ITEM02トレンドのメタリック素材は「ポインテッドトゥ」で取り入れて
スタイリスト大平さんのこだわり
「昨今トレンドとしてお洒落の必須アイテムとなったメタリックアイテム。気軽にトライするなら、面積が小さい靴から取り入れるのがおすすめです。kurun TOKYOの豊富な素材のなかから、これなら装いに取り入れやすい!と思ったのがこの2素材。聞けばブランドでも人気の高い素材だということで、即決しました。華やかな色なので、辛口なポインテッドトゥのモデルで取り入れるのがスタイリッシュに見えるコツ。ボディは肌馴染みの良い輝きの抑えめなシルバーとシャンパンゴールドなので、こちらのモデルもリボンと踵部分だけ、さらに輝きの強いクラック加工を施したメタリック素材に変更し、さり気ないアクセントをプラスしました。光沢感が異なるのでデザイン性が出て、さらに洒落た印象に。シンプルなデニムスタイルに取り入れるだけでも装いが華やかになって、この春ぜひ皆さんにもトライして欲しいです」(スタイリスト大平さん)
足元に華やぎを添えてくれる
肌馴染みの良いシャンパンゴールド
シルバーとゴールドの間に属するシャンパンゴールドなので肌馴染みが抜群。デニムに合わせてデイリーに、ちょっと華やかなシーンでは装いのアクセントとして、様々なシーンで活躍します。ポインテッドトゥですが、柔らかなシープレザーを採用しているので足アタリが優しく、ストレスフリーな履き心地。
kurun TOKYO
【スタイリスト大平典子さん】コラボポインテッドトゥ
¥15,950
color:シャンパンゴールド
point
リボン部分はメタリック感の強い素材をチョイス
シュっとスタイリッシュなつま先にキラキラのアクセントを。パンツの裾からちらりとのぞかせて。
point
踵部分もキラキラをアクセントに♡
踵にもクラック加工を施した素材を。後ろ姿までお洒落に抜かりなく。アッパー部分の裏側にはクッション素材が付いており、足全体を包み込むような履き心地も◎。
スタイリッシュなメタリックカラーで足元をモードに
上品な輝きのシルバーは、シャンパンゴールド同様、シープレザーに箔加工した日本製のレザーを使用。ソフトな箔素材をセレクトしているため、自然な革の風合いを楽しめ柔らかく足あたりが優しいレザーです。kurun TOKYOの靴はすべて抗菌・防臭加工の中敷きと革の裏側に貼られたクッション性のあるインナーを採用しているため、素足で履いても蒸れにいのがポイント。お洒落で高機能、といいとこどりの一足です。
kurun TOKYO
【スタイリスト大平典子さん】コラボポインテッドトゥ
¥15,950
color:シルバー
point
足先にキラキラをオン
シルバーボディにもクラック加工を施した素材をリボンにチョイス。クリーンながらちょっぴりモード感のある印象に。
point
踵にもクラック加工を施した素材で輝きを
シルバーの踵もキラキラのアクセントを。このポイントがあることで、コンサバにならずモードな印象に。
こだわり01究極のストレスフリー! ふっかふかの履き心地の秘密
見た目はシンプルなバレエシューズですが、極上の履き心地を実現させるため、見えないところに苦労と工夫を重ねたこだわりが随所につまっています。
靴のボディ部分であるアッパーには、上質で柔らかな本革を使用し、その裏面には足あたりの優しいトリコットにウレタンスポンジを張ったオリジナル素材を使用。履き口にストレッチ性があるグログランテープを使用しているため、歩きながらスポッと脱げることもなく、ストレスフリーに歩行できます。
また、究極に軽い!というのもポイント。なんと片足約100g。クルンオリジナルの超軽量コットンミッドソールとウルトラライトアウトソールを採用しているため、軽いのに足裏からの衝撃が少なく疲れない!といういいとこどりを実現。
さらに、薄くて耐久性・復元性に優れた衝撃吸収材の中敷きは、優れたクッション性だけでなく、足が不快になる蒸れも軽減。抗菌防臭、吸水速乾機能素材を使用し、毎日快適に、清潔に履ける工夫も。アウトソールには、グリップ力に優れ、濡れた路面でも乾いた路面でも滑りづらい構造を採用。アウトソール自体がクッション性にも優れているため、歩行時の地面からの衝撃も軽減してくれ、足裏が痛くなる心配もありません。
こだわり02東京・浅草の工房で職人の手から生まれる贅沢なつくり
KURUNがアトリエを構えるのは、皮革産業が根付く東京・浅草。観光客で賑わう浅草寺の北に広がる「奥浅草」と呼ばれるエリア。今回、私たちハピプラストア編集部はKURUNの工房を訪ね、有限会社KURUNの代表取締役高山雅史さんにご案内いただきながら、ハピプラストアで販売するkurun TOKYOの靴づくりを見せていただきました。
―扉を引くと、工房のなかには大小さまざまな機械があり、木型や靴を並べたラックが並んでいます。この日は5〜6人の職人の方がそれぞれの持ち場で黙々と仕事に取り組んでいます。
―こちらがハピプラストアでオーダーした「kurun TOKYO」のバレエシューズですね。
高山さん:はい。今まさに作っているところです。
―ありがとうございます。kurun TOKYOのシューズはどのように作られているのか、見学させてください。まず、素材について教えてください。
高山さん:羊の革を使用しています。1枚の革で羊1頭分です。
こちらが今回オーダーいただいた4色のシープレザーで、ブラック、グレー、シルバー、ゴールドの4色で染められています。
―1枚で何足作れるんですか?
高山さん:上質なシープレザーですが、1枚すべて使えるわけではありません。羊のおなかや胸にあたる端の部分は、皮がよれて伸びてしまっているため、シューズに使うことはできません。革を見ながら、傷やシワのない美しい部分をバレエシューズに使います。
生地の切り出しは、基本的に外部の工場で行っています。黒いシープレザーの上に置いているのが、バレエシューズの片足分の裁断型です。型には刃物が付いており、傷を避けて無駄も出さないように裁断します。シープレザー1枚につき、取れるのは2足から2足半ほどです。
―この型で抜いた部分が、アッパーになるんですね。触れてみると、ふわふわで驚きました。
高山さん:羊の革なので柔らかいのです。実は内側に衝撃吸収材ともなるスポンジを付けて縫製しているんです。このスポンジがクッションとなり、地面からの衝撃を吸収して疲れにくく、ソフトな足当たりで快適に履くことができるんですよ。
さて、ここからがKURUNのアトリエでの作業になります。
―いよいよ靴の形にする作業ですね。
高橋さん:まず、バレエシューズの木型にアッパーをそわせて、靴の形にする作業を行います。
アッパーで木型を包み、「トゥーラスター」と呼ばれる機械にかけてつま先部分の吊り込みをしていきます。トゥは靴の顔と言われる部分。ずらさず緻密に調整しながら吊り込みを行い、シワやズレのない美しい顔を作ります。
―シワひとつない美しいつま先ですね!
高橋さん:機械を使って作業をするとはいえ、職人の長年にわたる手作業の技術と感覚が際立つ工程です。
次は、革を引きながら吊り込む作業へ。「ワニ」と呼ばれる道具で革をつかみ、木型に合わせて引っ張ります。
天然革は伸びや強さが革ごとに異なります。左右、前後のバランスを見ながら、きれいに革を吊り込んでいきます。こちらも職人の技が光る工程。手の感触を頼りに作業します。
踵は折り込んだ革が厚くなっているため、パウンディングマシンで整えます。
―職人の手作業と機械とを使いわけながら、靴を作っていらっしゃるんですね。
高橋さん:職人の手作業が向いている工程と、機械の作業が向いている工程とそれぞれあります。ただ、機械を使うときも、職人の技術と感覚は重要です。機械は手作業の延長線上とも言え、靴づくりのすべての工程に長けた職人でないと、機械を扱うことはできません。
―手作業の延長線上にあるのが機械なのですね。この機械では何をされているんですか?
高橋さん:靴底(ソール)に接する部分の革を削っています。こちらは「バフティング」という工程で、靴底と革の接着力を高めるために必要な作業です。職人の目と感覚で、繊細に削っていきます。
―職人さんは、糊をつけていらっしゃるのでしょうか?
高橋さん:バフティングで削った部分に接着剤を付けています。さらにソールにも糊を付け、両者を貼り合わせます。セメンテット製法と呼ばれる工程です。
高橋さん:糊を塗ったらすぐに貼り付けられるわけではありません。ゴム製のソールに糊を塗ったら、ヒーターの熱で温めて接着力を高めます。しばらく置いたら両者を貼り合わせていきます。
季節によって糊の乾きが異なるため、糊づけもソールを貼る作業も、ひとつひとつ職人が行います。端までしっかり貼り合わせ、ハンマーも使いながら固定します。
高橋さん:さらに、アッパーとソールを強固に貼り合わせるために、機械にかけて全体をプレスします。プレス機で底全体に圧力をかけることで、ソールがしっかり固定されるのです。
―ソールを貼るのも慎重に作業を重ねているんですね。驚きました。
高橋さん:そうなんです。木型を抜いたらほぼ完成です。
―沢山の工程を経て、ようやく美しいボディができましたね。残るは仕上げの作業でしょうか?
高橋さん:インソールを貼り、リボンを結ぶといった仕上げの工程に入ります。通常は、仕上げを行う職人さんがいらっしゃいますが、今回は1足ここで仕上げを行いますね。
―すでに中にクッション性の高いソールが入っていますが、さらにもう1枚重ねるんですか?
高橋さん:はい。3mmの厚みのクッションの上に、さらに2mmのクッションをかぶせています。足を入れたときにやわらかく、歩行時の地面からの衝撃が軽減します。インソールが2枚入っていることで、足裏が痛くならずに歩くことができるんです。ロゴ入りのシートを重ねたら、インソールの仕上げは完了です。
―残るは飾りの部分ですね。
高橋さん:木型を固定していた踵部分の生地をカットし、飾りのリボンを結びます。手でリボンを結び、長さやバランスを整えたら完成です。
―こんなに手間がかかっていたとは。改めて大切に履きたいと思いました。
高橋さん:ここにいる職人さんたちが、1足1足、ていねいに作っています。靴を履いていただき、繊細な靴づくりを感じていただけると嬉しいです。
―履くのがますます楽しみになりました。こちらがハピプラストアで販売する4つの特別モデルです。靴づくり以外にもお伝えしたいことはありますか?
高橋さん:包装袋にも実はこだわっています。抗菌・消臭効果のある不織布を使っているので、靴の携帯用の袋として使うことができます。捨てずに取っておくと役立ちますよ。
―バレエシューズは室内履きとしても便利ですよね。携帯用の袋として取っておけば、学校行事のときにも便利です。使うシーンまで配慮されているなんて、ありがたいです。
高橋さん:ありがとうございます。今回ハピプラストアさんとのお取組みは初めてですよね。kurun TOKYOは自社オンラインショップをメインに販売しているので、職人の技術が込められたシューズを工房から直接お客様へお届けしています。今回ハピプラストアさんとは、売れ筋の4色でスタイリストの大平典子さんとのコラボで特別モデルを作りました。この機会に快適な履き心地を体感していただけたら嬉しいです。
―どのモデルも素敵で迷ってしまいます。貴重な靴づくりを見せていただき、改めて靴への愛着が湧いてきました。本日はありがとうございました!
写真/坂田幸一(静物) 佐藤侑治(取材) 取材・文/鈴木ゆうこ