サンプルを見た時にひと目惚れしたアウター。ゆったりした身幅と短め丈のバランスが絶妙で、袖タックによる立体的なフォルムや大きめの襟が、着るだけでサマになります。

着心地もとっても軽やか。軽いと冬は寒いかな？ と思いましたが、ウール82%で目も詰まっているので見た目以上にあたたかく、中に肉厚なニットを着ても着ぶくれしにくいのでレイヤードを楽しみながら寒い冬も過ごせそう。

毛足の長いふんわりしたウールと、奥行きのある杢調の色味もお気に入り。ホワイトとベージュのワントーン風に着たり、艶感のあるブラックのスカートと合わせて辛口フェミニンコーデを楽しんだりと、小柄の私でも様々なボトムスと合わせやすいのが嬉しい！

文字通りはおるだけのテクニックいらずで、いつもの服がワンランク上のコーデに。リッチなウールの風合いとネイビーの発色が大人の余裕を後押ししてくれて、カジュアル合わせにも、きちんと感を求められるシーンでも頼りになる一着です。

メタリックやラメなどの次なる注目トレンドも、ジレを重ねて見える分量を調整すれば初心者にも取り入れやすくてうれしい。

ウエストベルトも付属していますが、ベルトなしで着るとこんな感じに。そうです、長年雑誌の着やせ特集などでうたわれてきた鉄板セオリー「体の真ん中に縦の線を作ることで視線が上下に動き、すっきり見えがかなう」が即実現。

私が選んだダークネイビーはこれまた鉄板「濃い色で引き締め」にも当てはまります（Marisolでモデルの絵美里ちゃんが着用しているピンクベージュもフェミニンで素敵！）。