秋→冬はベーシックカラーを味方につける！人気スタイリスト・石関靖子さんの
黒・グレー・白・ベージュStyleの旬ルール♡
アウター合わせや重ね着が増える秋冬は、頼もしいベーシックカラーの魅力がよりいっそう輝くシーズン。そこでおなじみの４つのカラー別に、実用的でいて、今っぽさも感じさせる旬の着こなしを提案！ 石関さん流のコーデ術をマスターすれば、明日からのおしゃれがもっと楽しくなるはず。
モノトーンでまとめる黒
シックで頼れる大人の万能カラーといえば黒。
合わせる色を選ばないけれども、今年ならモノトーンでまとめるのが新鮮。
カジュアル感をミックスして、どこかに抜け感を出すのがこなれ見えするコツ。
フォーマル感ある黒のベロアをサロペットに。
カジュアルミックスでバランスアップ！
一枚で絵になるドッキングワンピを
ツイードジレで、よりモダンな印象に格上げ
着慣れたベーシックな組み合わせこそ
遊び心を効かせたハイセンスなデザインで冒険
“ちょっと上”の洒落感で差をつけた
大人顔のやんちゃなモノトーンスタイル
グラデーションを楽しむ白
ダークな色が増える冬に、明るく映える白は格別の可愛さ。
濃い色を合わせてしまうとコントラストがつきすぎて強い印象になるので、
同じ白で潔くまとめつつ素材感やトーンを変えて差を出すのがおすすめ。
さりげなく質感で変化をつけて
ピュアなオールホワイトをメリハリよく
PROTAGONISTA アウター ￥75,900／ 12closet 【福田麻琴さんコラボ】【洗える】タックバルーンパンツ ￥11,000／ OSOI CIRCLE MINI ￥42,900／ UNITED ARROWS green label relaxing コード付きカラーレンズメガネ ￥4,950
起毛したリブニットとハリ感パンツの着こなしに、もこもこのボアトートをトッピング。テクスチャーが異なる素材を組み合わせることで、オールホワイトコーデも、のっぺりと間伸びした印象になりません。さらにスポーティなポンチョを羽織って、シルエットに奥行きを出すとメリハリ感がアップ。
合わせたアイテム
気負わないカジュアル顔の白コーデは
ブラウン小物を駆使して上品に引き締めて
量感のあるダウンとエアリーなチュールスカート。
重×軽バランスで白のワントーンを小粋に魅せて
ヴィヴィッドカラーを効かせるグレー
今シーズン、久しぶりに注目を集めているグレー。
落ち着いたトーンながら、着こなしに柔らかさと今っぽい洒落感を与えてくれます。
やや強めの色を合わせても、上品に中和してくれるところも頼れる理由。
視線を引き寄せる華やかなパープルを
トラッドなケーブルニットで受け止めて
トレンドの赤だってほら、この通り！
グレーのなじませ力で“ちょっと上”のカジュアルに
感度高めのテイストミックスも
洒落感のあるグレーだからこそ、うまくいく！
カジュアルなグレーを主役にする日は
アクセントになる、きれいなブルーをプラスワン
アースカラーを引き立てるベージュ
まろやかであたたかみのあるベージュは、
冬にこそ着たくなる色。きちんと顔のアイテムもカジュアル服も、
どこか優しい印象になるのが魅力。
同系色のアースカラーで、一体感を出すと地味見えしません。
シックな色を重ねて奥行きを出すのがカギ。
こなれカジュアルを今っぽくアップデート
THE SHINZONE HERRINGBONE GILET ￥42,900／ SLOANE 【HPS復刻】ジーロンラムズカシミヤ クルーネック ￥35,200／ MARTINIANO GLOVE LEATHER フラットシューズ ￥63,800
ピアス／スタイリスト私物
ジョッパーズタイプのイージーパンツは、下半身がすっきり見えるきれいなシルエットなのに、驚くほどリラクシーなはき心地。パンツがカジュアルな分、着こなしがあっさり見えないように、上半身はジレやニット、ジャケットで奥行きのある重ね着に。ベージュのバックパックが軽やかさを後押ししてくれます。
合わせたアイテム
レディな表情のワンツーコーデを
オーセンティックなキャメルで引き立てて
こだわり満点のステンカラーコートで
“大人のミニスタイル”をクラスアップ
ベーシックな佇まいでありながら、裏地のレオパード柄に個性を感じるステンカラーコート。ニットとミニスカートに合わせた着こなしも、まろやかなベージュトーンで統一することで、どこかエフォートレスな装いに着地。洋服同様、スニーカーも同系色でそろえれば、スポーティになりすぎず洗練感が上昇。
合わせたアイテム
撮影／五十嵐勇生（TRON／モデル） 坂田幸一（商品） モデル／小山依麻 スタイリング／石関靖子 ヘア＆メイク／TOMIE 取材・文／野崎久実子 構成／内山しのぶ
