ビストロの枠を超えた大人のための深夜食堂『マ・キュイジーヌ』

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『マ・キュイジーヌ』

NISHIAZABUビストロの枠を超えた大人のための深夜食堂

店は六本木通り沿いに立つビルの地下1階に。
「フランスの食文化を伝えたい」と、フロマージュ・ド・テッドやブータン・ノワールなどのシャルキュトリーも自家製に徹する池尻綾介シェフ。ビストロ料理にこだわらず食材優先の料理をそろえ、深夜3時まで営業する。ひと昔前に広尾の夜をわかせた『ラ・ピッチョリー・ド・ルル』でシェフを務めた経験を生かし、「深夜まで、きちんとした料理とお酒を楽しめる店を」と、ワインに加え日本酒、ウイスキーもそろえ、そのスタイルを踏襲。シンプルなサラダひとつもアラミニッツでよりフレッシュに。生産者と親睦を深めることで食材はぐんぐんアップデート。野菜にジビエ、魚介と、常に旬の食材を生かし、その日の仕入れでメニューを変えていきたいと意欲満々だ。ベテランシェフの“うまいもの屋”が、東京の深夜を再び盛り上げる。
「カスレ Demi(2人分)」¥2,400。鴨のコンフィ、自家製ソーセージやベーコンの濃厚なうま味が赤ワインを呼ぶ。
黒板のメニュー。品数も豊富。
藍染のコックコートでカウンターに立つ池尻シェフ
「柑橘香る根セロリのサラダ」¥990。
東京都港区西麻布1の2の14 デュオ・スカーラ西麻布WEST B1
【TEL】03・6455・4426
18:00~翌2:00LO
【休】水曜
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撮影/上原ゆふ子 取材・原文/佐々木ケイ ※エクラ2020年5月号掲載
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