SOUPsのディナー皿は、365日使える名品

SPUR.JP

我が家の小さな食器棚にはお気に入りの器が並んでいます。うつわの千鳥で購入した大沼道行さんのワラ灰の鉢皿、鳥取のたくみ工芸店で出合った牛ノ戸焼の飯椀、ベトナムから持ち帰ったヴィンテージのソンベ焼き。年末の大掃除の際にずらっと並んだコレクションを眺めていると、圧倒的に“白い器”が少ないことに気が付きました。薄々感じていたものの、この時はっきりと自覚したことがある……私、白い器を選ぶのが苦手なんです。いちばんベーシックで、だからいちばん選択肢が多くて、勝手にセンスを問われている気がして悩んでしまう。だけど日々料理を作っていると「あぁ、やっぱり白い器が必要だな」という場面がたびたびやってくるんですよね。それからというもの白い器問題はいつも頭の片隅にあり、探し続けて半年、ようやく最高の一枚に出合いました。

それがSOUPsのディナー皿、SPURの連載でもおなじみの長尾智子さんが手掛けるWEBSHOPにて新たに発売されたばかりの器です。名前の通りスープのある食卓を提案することをコンセプトにしたお店ですが、最後についた“s”はスペシャルのsらしく、スープの周りにある様々なsを提案されています。長尾先生が手掛けるものには共通点があって、何気ないけど洗練されていて、それでいて気取ったところがない。毎日食べたいレシピ、毎日使えるもの道具や器ばかりです。このディナー皿もミニマルなデザインながら、しっかりとリムがあり、どんな料理もちょっと華やぐ。リムがあまりないと無難すぎるし、これ以上あると仰々しくて使いづらくなってしまう。清潔感を保ちつつ、使いやすく計算された幅であることは、食卓に加えてみるとすぐにわかります。

直径22cmというサイズも絶妙です。私の使ってみた感覚としては、1人分のメインとサイドメニューを置いてちょうどいい。“とりあえずコレ”で使える大きさ。週末にさっとアペロを盛るときも、平日に慌ただしく夕飯をのせるときも重宝しています。写真のように醤油麹のチャーシューと冷蔵庫にあった野菜を和えたサラダ、こんなジャンルを語ることもできない適当な献立もクリーンな白のお皿にのせれば少しさまになる気がしてとても頼もしい存在です。それから食洗器、電子レンジも対応可能なのも耳よりな情報なのではないでしょうか。どんな料理にも、どんな家にもなじむ1枚は持っておきたい食卓のオールタイムベスト。友人の引っ越し祝いや結婚祝いとして贈るのもよさそうです。

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August 18 Thu