アレキサンダー・マックイーンのベストで味変

SPUR.JP

学生時代、暇さえあればリーがデザイナーを務めたアレキサンダー・マックイーンのショーを、YouTubeで見ていました。特に思い入れ強く何度も再生してきたのが、2001年春夏コレクションの「Voss」。マジックミラーで覆われたボックス型のランウェイを、ケイト・モスをはじめとするモデルがヘッドピースで頭部を包み込み、彷徨うようにウォーキングします。時に挙動不審な動きを見せるさまは、どこかミステリアス。ラストは、中央に設置された4面の鏡が倒れ、中から豊満な女性と蛾が姿を現すという演出です。一般的な”美”の共通認識を問いながら、その概念を鋭く圧倒的な美しさで上塗りしてくる力強さに、ずっと憧れてきました。

そんな風に画面越しに長らく憧憬の眼差しを向け続けているアレキサンダー・マックイーンというブランド。そのビンテージベストをショップで見つけたときには、購入する以外の選択肢はありません。最近購入したのが、こちらのブラックデニムのベストです。

タイトなつくりのこちらのベストは、曲線を描くカッティングとストレッチ性の素材が、まるでしなやかなコルセットのように身体のラインを整えてくれます。一見シンプルなベストに見えますが、直線と曲線の様々なパーツを無駄なく組み合わせたさまは、どこかギミックが効いています。サイドにはレースアップのディテールも光ります。

日に日に薄着になってきているので、薄手のロンTやニットにこちらをオンするのが、近ごろのスタイリングのお決まり。お洒落の幅が狭まりがちな夏場に向けて、やはり必要なのは特別な味変アイテムだ!と噛み締めています。

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May 24 Tue