一周回って気がついた!50代のフレグランスは“爽やか”がベスト!

OurAge

「シャワーコロン」を覚えていますか?私たちが高校生の頃、大ブームだったオーデコロン。まだメイクもできなかったけれど(真面目だったー)、シャワーコロンをつければ、一歩“大人の女性”に近づけた気持ちになれて、うれしかったことを思い出します。マイ・ファースト・コスメはこのシャワーコロンだったかも。

20代になると、流行の香水に、片っ端からトライしたものです。海外旅行に行く際は、帰りのデューティフリーで必ず欲しかった香水をゲット(バブル期~)。働いてお金が自由に使えるようになり、「この香水、憧れていたから」「流行っているから」と、何も考えずに手を出していたような…「自分に似合っているか」「個性を演出してくれているか」なんて考えてなかったかも。そうこうするうち、少しづつ“似合うフレグランス”を考え、探すようになったのだと思います。

今も、フレグランスは大好きです。ほぼ毎日、外出する際は必ず使っています。近所に買い物に行く際も、ノーメークでもフレグランスは欠かせません。身だしなみというか、外出時のルーティンというか。朝、洗顔し、歯磨きする感覚、といえば近いかも。

何種かをオケージョンによって使い分けもしました。たとえば、春から夏にかけては、軽くて爽やかな香りのオーデコロンやオードトワレを使用。近年はもっぱら、ゲランの「アクアアレゴリア」シリーズを愛用中です。

吉田つぶやき_アクアアレゴリア写真

特に左の「ベルガモット カラブリア」は、いくつリピートしたかわかりません。アールグレイの香りづけに使われる柑橘類ベルガモットが、爽やかー♪ でもラストは、ホワイトムスクがほの甘く香って、子どもっぽくなりません。暑い時季やスポーツで汗をかいているときにもピッタリ。そして何人にも「いい香り」と褒められたので、きっと私に合っている香りなのだと思います。

そして秋から冬にかけては、ちょっとクセのある、ウッディな香り、しかも香りが長時間持続する「パフューム」をつけたりしました…しかし!!

50代も半ばを過ぎ、気づいたのです、「なんかこのウッディな香り、強すぎる?似合わなくなった?」

そう、服やメイクと同じように、50代にはフレグランスもアップデートが必要なようです…少なくとも、私の場合は。なんとなく、個性的で強い香りが、押しつけがましく感じられるようになったのです。

かといって、1年中爽やかなオーデコロンではつまらない。自分にしっくりくるフレグランスはどれ? と様々なテスターを試す日々。昔、愛用した香りを再び試しても、何か違う。古い友人と話がすっかりかみあわなくなったような、寂しい気持ちでした。…けれど、やっと再会できたのです。

吉田つぶやき_ジッキー写真

ゲラン「ジッキー」

です。

実は20代の頃、年上の友人が使っていて、彼女に憧れて、つけていました。フレグランスメゾンとして有名なゲランの中でも、「レジェンダリー」とされるもの。発表されたのはなんと、1889年!140年前のフレグランスですから、アンティークといってもいいくらい…なのに香りは、むっちゃくちゃ爽やかで斬新なんです!

ゲランの名香といえば「ミツコ」「夜間飛行」といった、かなり大人っぽい、パリマダムっぽいイメージ。なのにジッキーは、ローズマリーやラベンダー、ベルガモットといったシトラス系のすがすがしい香調です。第一、ジッキーという名前からして軽い。この名前、実はジッキーを世に出した2代目のエメ・ゲランが恋した、イギリス人女性に由来するとか。発売当初は女性より、男性の間で評判になった、というのもユニークです。

爽やかな香り、なんですが、そこで終わらないのがフレグランスメゾンならでは。配合された合成香料(実は世界で初めて使われた!)が、甘いようなスパイシーなような、独特の余韻を残してくれます。

久々につけて、外出して家に戻ったら「あ、なんかいい香りがする」。残り香でそう感じたんですね。やっと“50代のフレグランス探しの旅”を終えることができそう。60代になったらまた始まるかもしれませんが。

ちなみに写真は、左が最近購入したもの。右は20~30年前のパフュームの瓶です。ゲランの香水瓶はバカラ製が多かったのも有名。アールデコなデザインが素敵で、今も大切に飾っています。

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June 29 Wed