映画『マイ・ブロークン・マリコ』出演! 奈緒さんにインタビュー! 「これから旅に出るなら?」

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【ノンノインタビュー】奈緒

親友同士だから表現できたものがある

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──“親友の遺骨と旅に出る”という衝撃的な物語が話題を呼んだ同名コミックが、永野芽郁さん主演で映画化。奈緒さんは、永野さん演じるシイノ(シイちゃん)の親友で、マンションから転落死するマリコを演じた。

「タナダユキ監督は、原作を読んだ時に“どうしても映画化したい”とすぐに動いたらしくて。出演が決まる前に熱いメッセージをいただきました。私自身、オファーを受けてから原作を読みましたが、最後の1ページで涙が止まらなくなってしまったほど。映画化にかける監督の思いに、すごく共感しました」

──NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で共演した永野さんと奈緒さんは、プライベートでも親友同士。

「撮影前、家に芽郁ちゃんが遊びに来た時に、劇中でシイちゃんがはくドクターマーチンをはいてきてくれたんです。あの時から、二人の中では『マイ・ブロークン・マリコ』という作品が始まっていた気がします。 映画への思いがお互いすごく強かったので、作品の話をするだけで、なんだか胸がいっぱいになってしまって。二人でお互いの存在に感謝して“ありがとう”とめちゃくちゃ泣きました。まだクランクインもしていなかったのに(笑)」

──それだけ密な関係を築いてきた二人だからこそ、「にじみ出せるものがある」という自信もあった。

「撮影は必ずしも楽しいシーンばかりではなくて。そんななかでも、カットがかかると芽郁ちゃんが“震えてる”と言って、自然と私の手を握ってくれたり、抱きしめてくれたりしました。芽郁ちゃんの優しくて強い部分はシイちゃんに通じるものがあったし、とても心強かったです」

──届いてほしいのは、マリコのように悲しみで満たされている人。

「“自分なんて”と一度でも思ったことがある方に、ぜひこの作品が届いてほしいと願います。だって、誰だって、生きているだけで、存在しているだけで絶対に誰かに影響を与えているはずだから。そのことを、この映画でシイノとマリコが身をもって伝えてくれると思います」

Q

疲れた心を元気にする方法は?

好きなことを丁寧にしてみる

いつもよりちょっと時間をかけて紅茶をいれたりお花を1輪買って飾ったり。ほんの小さなことでも「今日はいい1日だった」と思える気がします。最近したのは魚をさばくこと。初めて金目鯛をさばいてお刺し身にしました。ものすごいことを成し遂げた気持ちになって、うれしかったです!

Q

これから旅に出るなら誰とどこに行きたい?

愛犬が楽しめる場所で思い出を作りたい

もうすぐ3歳のうおちゃん(本名:魚谷燦)というロングコートチワワを飼っていて。寿命を考えると、あと何回この子と遊べるんだろうって思うんです。海も雪も見せたことがあるから、今度はわんちゃん用の温泉に連れていってあげたいです。

Q

永野芽郁さんとの忘れられない思い出は?

不安になった時にかけてくれた宝物の言葉

お仕事もプライベートも順調で、逆に悪いことが起きるんじゃないかと不安な時期があったんです。すると芽郁ちゃんが、「頑張ってきたご褒美。なんにも怖くないよ」と言ってくれて。不安になった時は、何度も脳内の芽郁ちゃんがリピートしてくれます(笑)。

P r o f i l e

なお

1995年2月10日生まれ、福岡県出身。主な出演作はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』、ドラマ『あなたの番です』『姉ちゃんの恋人』『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』、映画『みをつくし料理帖』『余命10年』『TANG タング』など。主演ドラマ『ファーストペンギン!』(水曜22時〜・日本テレビ系)が10月スタート。

©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

映画
マイ・ブロークン・マリコ


幼い頃から、父親や恋人に暴力を振るわれ続けたイカガワマリコ(奈緒)。親友であるマリコの死を、ある日突然ニュースで知ったシイノトモヨ(永野芽郁)は、包丁を片手にマリコの実家に乗り込み、遺骨を奪取する。そして、学生時代にマリコが行きたがっていた海へ連れていくことを決意する。

●9月30日(金)より全国公開

2022年11月号掲載
撮影/千葉タイチ ヘア&メイク/つばきち スタイリスト/岡本純子 取材・原文/松山梢 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス
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