川越の名物クラフトビールを飲もう! 『コエドビール』直営ビアホール&飲み比べ

DAILY MORE

埼玉育ちのエディターが全力で推す、とっておきのクラフトビール

「ゴクゴク、プハーッ」とビールを豪快に喉に流し込むのに最高の季節が巡ってまいりました! とっておきのご褒美ビールとしてぜひご賞味いただきたいのが、埼玉県川越市発のクラフトビールブランド『コエド(COEDO)』のビールたちです。

『コエド』のビールがズバ抜けておいしい理由

“地ビール”や“クラフトビール”といったワードを聞くと、もしかしたら読者のみなさまの中には「割高だし、クセが強くてちょっと飲みにくい......」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。そうしたらぜひ『コエド』のビールからリベンジしていただきたいのです! その理由は2点。

『コエド』のビールがおいしい理由1:農産物のプロフェッショナルが作っているから

『コエド』をリリースしている協同商事は、有機栽培の青果物・花きの専門商社。1970年代から、地元の川越をはじめとする日本全国の生産者とともに、有機栽培・減無農薬・特別栽培青果物による循環型農業などの新しい農業に取り組んでいるパイオニアゆえ、ビール作りに使われる原材料もベストチョイスなのです。
ビールを作り始めた理由は、収穫せずに畑の肥料として使われていた麦と、形・大きさ・色などが原因で消費者に売れずに廃棄されていたさつまいも(地元である埼玉県川越市の特産品)」の2点を「なんとかおいしく有効活用できないか!?」というサステナブルな発想からなのだそう。
ちなみに『コエド』というブランドネームは、江戸時代の初めから300年以上にわたって“江戸の台所”として食文化の伝統を培ってきた川越エリアの愛称・小江戸に由来します。

『コエド』のビールがおいしい理由2:ブーム終焉後もめげずに真摯なビールづくりを続けてきたから

ビールを含む酒類の製造・販売免許の取得条件は、1953年に制定された酒税法のもと、非常に厳しく定められています。ビールについては、年間最低製造量が2000kl以上(大瓶で約20万本!)と定められていたため、大規模な製造施設を持つ大手メーカーの独占状態が続いていました。しかし、1994年の酒税法改正で、最低製造量が60klにまで引き下げられ、日本各地にマイクロブルワリ―(小規模ビール醸造所)が数多く誕生し、ご当地で作られた“地ビール”の一大ブームが巻き起こりました。
しかし、未熟な醸造技術で作られるビールも少なくなく、結果として消費者の間に“地ビールって、値段が高いわりにあんまりおいしくないのでは疑惑”が生まれ、ブームは廃れてしまいます......そんな逆境ともいえる状況下でも、一部のマイクロブルワリー、なかでも協同商事は、ヨーロッパからビール職人を招聘し、小さな醸造所だからこそ可能な職人の手仕込みによるもの作りと、ブラウマイスターから継承した正当なクラフトマンシップを徹底的に磨き上げ、2006年にプレミアムビールブランド『コエド』を立ち上げます。
そんなわけで『コエド』のビールは、単なる観光土産的な地ビールの枠には決して括ってはいけない、実に多くの人の汗と涙と努力がギューーーッと結実し、今なお進化を続けている最高峰のクラフトビールなのです。

樽生が飲みたい&料理と一緒に楽しむなら、直営ビアホールへGO!

埼玉県川越市には、注ぎたての『コエド』樽生ビール各種と創作中華料理のマリアージュが楽しめるパラダイスにして直営ビアホールの『コエドブルワリー ザ レストラン(COEDO BREWERY THE RESTAURANT)』がありますので、週末のお散歩や小旅行などでぜひ一度訪れていただきたいのです♡

『COEDOBREWERY THE RESTAURANT』では、作りたてのフレッシュなビールをはじめ、すべてのコエドビールを樽生でいただけます。また、KIHACHI CHINAでキャリアを積み、中華料理とビールをこよなく愛する総料理長・長瀬和雄さんが腕をふるう、地元川越の食材やオーガニック野菜を用いた中華料理をベースにしたビールに合うフードが勢ぞろい!
客席ホールに面したキッチンの最前線に設けられた丸窓からは、ピッカピカに磨かれたサーバーから、スタッフがビールを直接グラスに注ぐ様子を眺めることができます。

COEDO BREWERY THE RESTAURANT
住所/埼玉県川越市脇田本町8番地1 U_PLACE 1F ※東武東上線・JR埼京線 川越駅から徒歩約3分
営業時間/平日:ランチ11:30〜14:30(L.O)15:30(close)・ディナー 16:30〜21:00(L.O)22:00(close) 土日祝:11:30〜21:00(L.O)22:00(close)
TEL/049-265-7857

レストラン限定のザ ハウス エールや絶品フードでご機嫌スイッチオン!

まずは『COEDO BREWERY THE RESTAURANT』でしか飲めない限定のザ ハウス エール(S¥550・M¥720・L¥990)で乾杯します。小麦麦芽を使用したなめらかな口当たりと、ほんのりと漂うゆずの香りが最高においしいホワイトエール。合わせるおつまみは、海老焼売(写真左・2個¥440)と小松菜焼売(写真左・2個¥440)で決まりです。その日の朝包みたての焼売をセイロでほくほくむっちりと蒸してあります。
2杯目以降は、お好きなおつまみと相性のよいコエドビールを合わせ、ご機嫌モードをますます加速していきましょう♡
四川家庭風 よだれ鶏(写真左・¥680)には毬花-Marihana-(S¥500・M¥600・L¥880)を。ふっくらと蒸し上げたふくふくの鶏肉と、シャキシャキとした食感がたまらないみずみずしいきゅうりのコンビネーションを、自家製辣油と四川山椒を絡めたソースでいただきます。舌にピリリとしびれる刺激がたまりません!
豚ヒレ肉と根菜の酢豚(¥1480)には白-Shiro-(S¥500・M¥600・L¥880)が好相性。むっちりとしてボリューミーな豚ヒレ肉と、シャキシャキれんこん・さつまいも(ねっとりとしてめちゃくちゃ甘い)・土の香り漂うごぼう・フレッシュな赤かぶを添えてあります。中華料理に欠かせない山査子(さんざし)と、赤ワインを絡めた甘酸っぱい特製ソースに、舌も胸もキュンキュンするのです。

ビールをテイクアウトして小江戸散歩もできちゃう!

さらに、レストランに併設されている小さな売店『COEDO KIOSK』では、お気に入りのクラフトビールを専用容器のグロウラーでテイクアウトできるのです! シーズンによって変わるという“限定ビール”を聞いてみると、なーんと作家の村上春樹さんと、彼がDJを務めるラジオ番組『村上RADIO』(TOKYO FM)とのコラボレーションビールである風歌-Kazeuta-(写真左・450ml¥700)をおすすめいただきました! 村上さんの小説『風の歌を聴け』からインスパイアされたゴールデンエールスタイルのビール。1リットル入る巨大な瓶(写真右)に詰めてもらって、およばれのおもたせにするのもいいですね♡

『コエド』定番6フレーバーを飲み比べして大解剖!

2022年現在、公式オンラインストアのほか、酒販売店・量販店・スーパーなどでも買える定番フレーバー6種類を大解剖します。

COEDO 紅赤 -Beniaka-

上質な麦芽とさつまいもから誕生した『コエド』ブランドの原点的な存在。美しい琥珀色が特徴のプレミアムエールです。“武州小江戸川越産金時さつまいも 紅赤”という品種を焼きいも加工し、仕込みタンクに加え、長期熟成させることで、まろやかな甘みのあとに香ばしい苦みをズーーーンと感じるところが非常に奥行きがあり、個性的でうまいです(この、さつまいもからビールを作る製法は『COEDO』が特許を取得しているのです!)。 ろ過せずに瓶詰めしてあり、やや澱(おり)が残っていて濃厚なのも好みのポイント。瓶(333ml)¥419 ※メーカー希望小売価格

COEDO 毬花 -Marihana-

香りと苦みのバランスが最高に素晴らしい、セッションIPAスタイルのビールです。口に含んだ瞬間、柑橘系のフルーツを思わせるフレッシュで華やかなアロマホップの香りが一気にファーーーンと鼻に抜け、同時にがっつりとした苦味が舌を楽しませてくれます。他のフレーバーに比べてアルコール度数が低め(4.5%)なので、ビギナーにもおすすめ。 瓶(333ml)¥294・缶(350ml)¥294※メーカー希望小売価格

COEDO 瑠璃 -Ruri-

世界でいちばん飲まれているピルスナースタイルのビール。“瑠璃”というネーミングの由来となった透明感あふれるゴールデンカラーと、きめ細やかでやわらかな泡、そしてさわやかな飲み口が特徴。定番6フレーバーの中では最も軽やかで、どんな料理やおつまみに合わせても、しっくり&ぴったり味わえるビール。瓶(333ml)¥294・缶(350ml)¥294 ※メーカー希望小売価格

COEDO 白 -Shiro-

白濁した無濾過ビールが大好物のエディター沖島。こちらは、南ドイツの伝統的なビアスタイル・ヴァイツェンという製法で作られています。一般的なビールよりも多く使用した小麦麦芽と、そのために特別に選ばれた酵母のコンビネーションがかもし出す、甘くてコクのあるフルーティーな味わいと、シルクのようになめらかなのどごしが、飲むたびに最高に楽しいビールです。瓶(333ml)¥387 ※メーカー希望小売価格

COEDO 伽羅 -Kyara-

赤みがかった深い黄褐色(=伽羅)の美しさにうっとりします。贅沢にも6種類もの麦芽をオリジナルレシピで配合し、低温発酵・長期熟成を経てしっかり仕込んであるビールづくりのプロセスが、甘み・深み・苦みといった複雑でふくらみのある味わいにガツンと現れていて、ものすごく飲み応えがあります! 瓶(333ml)¥294・缶(350ml)¥294 ※メーカー希望小売価格

COEDO 漆黒 -Shikkoku-

ネーミングを体現する艶やかなブラックカラーに「さぞかし苦いのかしら......」と思いきや、口に含んでみると、ローストした麦芽らしい香ばしい風味はありながら、きめ細やかな泡だち心地よいアロマホップで癒される、実に軽やかな黒ビール。重たすぎずまろやかな味わいの理由は、2種類のブラックモルトに6種の麦芽を配合し、ラガースタイル(下面発酵)で長期熟成されているから。瓶(333ml)¥345 ※メーカー希望小売価格

以上、埼玉県川越市発のクラフトビールブランド『コエド』についてご紹介しました。『コエド』を擁する街・川越に住んで、毎日ビアホールに通う理想的な生活......ああ、『コエド』のビアホールを行きつけにしている地元のビール好きがうらやましい〜♡ みなさまもぜひ『コエド』のビールをご賞味くださいね!

『COEDO(コエド)』オフィシャルサイトへ




  • エディター沖島(沖島麻美)

  • 編集&ライター歴17年目の姉MORE世代。長崎県佐世保市出身で埼玉県富士見市育ち。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。普段はプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムをお届けしておりますが、無類の酒好きゆえに全国各地のおいしいお酒を求めて呑みまくりレポします♡
    Instagram: https://www.instagram.com/asamiokishma/

>>関連記事:低アル『ほろよい』のクリームソーダ風アレンジが禁断のおいしさ!

>>関連記事:店舗限定販売! 幻の「セブンカフェスムージー」飲み比べレポート


取材・文/沖島麻美 ※掲載内容には私物および個人の見解が含まれます。また、価格・入荷予定・在庫状況を含むすべての商品情報は2022年5月5日時点でのもので、店頭や公式オンラインストアでは予告なく変更になる場合があります。

RECOMMEND
May 24 Tue
DAILY MORE NEWS新着