埼玉育ちのエディターが全力で推す、とっておきのクラフトビール

『コエド』のビールがズバ抜けておいしい理由
“地ビール”や“クラフトビール”といったワードを聞くと、もしかしたら読者のみなさまの中には「割高だし、クセが強くてちょっと飲みにくい......」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。そうしたらぜひ『コエド』のビールからリベンジしていただきたいのです! その理由は2点。
『コエド』のビールがおいしい理由1:農産物のプロフェッショナルが作っているから
『コエド』をリリースしている協同商事は、有機栽培の青果物・花きの専門商社。1970年代から、地元の川越をはじめとする日本全国の生産者とともに、有機栽培・減無農薬・特別栽培青果物による循環型農業などの新しい農業に取り組んでいるパイオニアゆえ、ビール作りに使われる原材料もベストチョイスなのです。
ビールを作り始めた理由は、収穫せずに畑の肥料として使われていた麦と、形・大きさ・色などが原因で消費者に売れずに廃棄されていたさつまいも(地元である埼玉県川越市の特産品)」の2点を「なんとかおいしく有効活用できないか!?」というサステナブルな発想からなのだそう。
ちなみに『コエド』というブランドネームは、江戸時代の初めから300年以上にわたって“江戸の台所”として食文化の伝統を培ってきた川越エリアの愛称・小江戸に由来します。
『コエド』のビールがおいしい理由2:ブーム終焉後もめげずに真摯なビールづくりを続けてきたから

しかし、未熟な醸造技術で作られるビールも少なくなく、結果として消費者の間に“地ビールって、値段が高いわりにあんまりおいしくないのでは疑惑”が生まれ、ブームは廃れてしまいます......そんな逆境ともいえる状況下でも、一部のマイクロブルワリー、なかでも協同商事は、ヨーロッパからビール職人を招聘し、小さな醸造所だからこそ可能な職人の手仕込みによるもの作りと、ブラウマイスターから継承した正当なクラフトマンシップを徹底的に磨き上げ、2006年にプレミアムビールブランド『コエド』を立ち上げます。
そんなわけで『コエド』のビールは、単なる観光土産的な地ビールの枠には決して括ってはいけない、実に多くの人の汗と涙と努力がギューーーッと結実し、今なお進化を続けている最高峰のクラフトビールなのです。
樽生が飲みたい&料理と一緒に楽しむなら、直営ビアホールへGO!
埼玉県川越市には、注ぎたての『コエド』樽生ビール各種と創作中華料理のマリアージュが楽しめるパラダイスにして直営ビアホールの『コエドブルワリー ザ レストラン(COEDO BREWERY THE RESTAURANT)』がありますので、週末のお散歩や小旅行などでぜひ一度訪れていただきたいのです♡


COEDO BREWERY THE RESTAURANT
住所/埼玉県川越市脇田本町8番地1 U_PLACE 1F ※東武東上線・JR埼京線 川越駅から徒歩約3分
営業時間/平日:ランチ11:30〜14:30(L.O)15:30(close)・ディナー 16:30〜21:00(L.O)22:00(close) 土日祝:11:30〜21:00(L.O)22:00(close)
TEL/049-265-7857
レストラン限定のザ ハウス エールや絶品フードでご機嫌スイッチオン!


四川家庭風 よだれ鶏(写真左・¥680)には毬花-Marihana-(S¥500・M¥600・L¥880)を。ふっくらと蒸し上げたふくふくの鶏肉と、シャキシャキとした食感がたまらないみずみずしいきゅうりのコンビネーションを、自家製辣油と四川山椒を絡めたソースでいただきます。舌にピリリとしびれる刺激がたまりません!
豚ヒレ肉と根菜の酢豚(¥1480)には白-Shiro-(S¥500・M¥600・L¥880)が好相性。むっちりとしてボリューミーな豚ヒレ肉と、シャキシャキれんこん・さつまいも(ねっとりとしてめちゃくちゃ甘い)・土の香り漂うごぼう・フレッシュな赤かぶを添えてあります。中華料理に欠かせない山査子(さんざし)と、赤ワインを絡めた甘酸っぱい特製ソースに、舌も胸もキュンキュンするのです。
ビールをテイクアウトして小江戸散歩もできちゃう!

『コエド』定番6フレーバーを飲み比べして大解剖!
2022年現在、公式オンラインストアのほか、酒販売店・量販店・スーパーなどでも買える定番フレーバー6種類を大解剖します。
COEDO 紅赤 -Beniaka-

COEDO 毬花 -Marihana-

COEDO 瑠璃 -Ruri-

COEDO 白 -Shiro-

COEDO 伽羅 -Kyara-

COEDO 漆黒 -Shikkoku-

以上、埼玉県川越市発のクラフトビールブランド『コエド』についてご紹介しました。『コエド』を擁する街・川越に住んで、毎日ビアホールに通う理想的な生活......ああ、『コエド』のビアホールを行きつけにしている地元のビール好きがうらやましい〜♡ みなさまもぜひ『コエド』のビールをご賞味くださいね!
- エディター沖島(沖島麻美)
- 編集&ライター歴17年目の姉MORE世代。長崎県佐世保市出身で埼玉県富士見市育ち。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。普段はプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムをお届けしておりますが、無類の酒好きゆえに全国各地のおいしいお酒を求めて呑みまくりレポします♡
Instagram: https://www.instagram.com/asamiokishma/
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取材・文/沖島麻美 ※掲載内容には私物および個人の見解が含まれます。また、価格・入荷予定・在庫状況を含むすべての商品情報は2022年5月5日時点でのもので、店頭や公式オンラインストアでは予告なく変更になる場合があります。