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 西洋占星術では約一年かけて星座をひとつ移動する「木星」がその年のトレンドを象徴すると考えられています。木星は物事の拡大と発展をもたらす「大吉星(グレーターベネフィック)」と呼ばれ、滞在している星座の良い部分にスポットライトを当てるため、それが「人々に幸運を授けてくれる」イメージとつながり「天のサンタクロース」とも称されています。
 2012年末現在、木星は双子座に位置しています。双子座は情報とコミュニケーションを司る星座ですが、同年6月に双子座入りして以降、様々な形で人との関わりが活発化しているのを感じられるのではないでしょうか。例えばFacebookやTwitter、LINEなど、面識のある人・ない人を問わず、リアルタイムで情報をやり取りできるるようになってきました。今、誰がどこで何をしているか、そして何を考えているのかまでが手に取るようにわかるようになった……というのは驚くべきことかもしれません。
 そして木星は2013年6月26日に、蟹座へと移動します。蟹座は「家」や「身近な人との親密な関わり」を表す星座です。実は古典的な占星術において「蟹座と木星は相性が良い」とされており、これは木星がその力をいかんなく発揮できる配置と言われています。
 これまで思い思いに情報を発信・受信し、バラバラに存在していた人々が、次第に同じ目的を持つ者同士で集まるようになっていくでしょう。同年代の人、同じ趣味を持つ人、同じ目的の達成を目指す人などが集合し始め、そこから新たなムーブメントを生み出していくかもしれません。身近なところで言えば「結婚したい」「家族が欲しい」と感じた男女が目的を実現する=家庭を持つようになる……。つまり結婚・出産ブームが加速することもあるでしょう
 そしてもうひとつ、注目すべき星が2012年の秋に、2年半ぶりに移動した土星です。「試練の星」として嫌われがちな土星ですが、本来は、目の前にある現実から逃げずに、しっかり対峙させる「教師の星」です。それが人の心の奥底にあるもの(それは美しいものだけに限らず、闇やマイナス面も含みます)を暗示する蠍座に移ったことは重要な意味を持ちます。
 私たち人間は、とかく物事の「いい面」だけを見て安心し「ネガティブなものは見ないようにする」傾向がありますが、そうした「臭いものにはふたをする」ようなやり方では行き詰まってくる、ということを暗示しているのかもしれません。
 実はこの蟹座、蠍座、そして2012年に約165年ぶりに海王星が入宮した魚座は、いずれも「水」の星座。心理占星学において「水」は「感情」に対応します。生命活動の基盤であると同時に、あらゆる物質をその中に溶かし込む性質を持つ、水……。「他人」と「自分」の間にある境界線を融解し、一つになろうとする性質が「水」という形で表わされているのです。この配置は特に2013年の7月中旬頃に強まります。蟹座の木星、蠍座の土星、魚座の海王星に加えて、情熱を司る火星も蟹座入りし、強力な「水のグランドトライン(大三角)」が形成されます。
 そのため、2013年は「人と心を通わせ合うこと」がテーマとなるでしょう。お互いの存在を認め、いい部分も悪い部分も含めて深いところまで理解し、寄り添えるような関係性を、皆が求めていくようになるはず。それは恋愛だけに限りません。ビジネスにおいても、心が通わない無機的なつき合い、損得だけで結びついたような関係性は自然と消滅していくでしょう。
 もしもあなたがこれまで表面的な人間関係に終始していたならば……一歩踏み込んで人と関わろうとする勇気を持てるかどうかが、試されることになるかもしれません。
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