【遠藤さくら】自分にも、誰かにも贈りたいとっておき文房具《Vol.3 カスタマイズ編》

non-noモデルの中でも、とびきりの文房具LOVER♡さくちゃん（ちなみに「ステーショナリー」っていうより「文房具」派！）。Vol.3では、色や素材を自由に組み合わせてオリジナルの文房具が作れる注目の店舗をノンノ編集部が厳選してご紹介！

封筒代込み¥990で1枚から作れる私だけの特別なカード

銀座伊東屋　本店2階の常設カウンターで2021年4月よりスタートしたのが、オリジナルのカードを作れる「My emblem」。刻印の種類をアルファベットにちなんだ絵柄やメッセージ、マークの中から選び、ドイツ・グムント社の好きな色の二つ折りカード（見開き148×210mm）に箔押ししてもらえる。今回、ノンノ編集部が選んだのはアルファベットのエンブレム。「B」なら「Bear」「Baseball」「Bowling」、「P」なら「Penguin」「Piano」「Pen」というように、それぞれB・Pから始まるモチーフで構成されている。
通常、オーダーから完成までは所要2時間ほど（混雑状況により異なります。詳しくは売場スタッフへお尋ねください）。可愛い文具いっぱいの店内を見てまわれば、時間はあっという間に過ぎてしまう。製作費はカード代込み1枚858 円。封筒（114×162mm）は別売り1枚132円。webオーダーの取り扱いはなく、実店舗ならではのサービスとして提供している。

刻印は「Thank you」「Invitation」などのメッセージや、☆や♡マークなどシンプルなものも。賀寿の刻印も人気！

カタログから好きな刻印を選ぶ。アルファベットのエンブレムは下部の枠（枠のデザインも選べる！）に「Thank you」または「Happy birthday」の固定のメッセージを入れたり、空欄のままにして後から手書きすることも可能。
カードはドイツ「グムンド社」製の高級紙。ふっくらとした厚みがあり、触れるだけで癒やされる。48色あるので、別売りの封筒と同色で選んでも、異なる色を掛け合わせても楽しい（封筒に刻印はできません）。
箔はゴールド、シルバー、コッパー、ホワイト、レッド、ローズゴールドの6種から選べる。カードのカタログに重ねて組み合わせをシミュレーション。

お店の方がプレス機や金型を調整しながら、一枚一枚丁寧に仕上げてくれる。
プレスした箔を慎重にはがす。イラストの熊の細かい毛並みまで再現。

カウンターの隣には手紙を書くスペース「Write & Post」が。筆記具やエンボッサーなどの貸し出しもしてくれる。大きな窓から眺める銀座の景色も最高。
同フロアには郵便局員さんが管理・取集を行うポストを設置。切手の販売も行っているので、カードを贈りたいと思ったら、その場で書いて投函までできてしまう嬉しいシステム！

Shop Information

ドラマ10『大奥』紹介

銀座伊東屋　本店

東京都中央区銀座2-7-15

営業時間

平日・土曜 10:00～20:00　日曜・祝日 10:00～19:00

公式サイトはこちら

こだわりのノートを作るなら「HININE NOTE」で

渋谷区上原にある「HININE NOTE」は、好きなパーツを選んで自分だけのオリジナルノートを作れるお店。選べるポイントは、①サイズと向き ②表紙と裏表紙 ③リングの留め方と色 ④中紙の仕様と種類 ⑤オプション。表・裏表紙だけでもレザー、生地、紙から選べ、紙の中でもさらにボール紙、メタリック紙、オーロラ紙……と、とにかく選択肢が豊富にある。オプションでは角を丸く仕上げたり、ゴムバンドや丸タックがつけられたり、文字入れができたりして、幸せな悩みのオンパレード！　迷ったら、お店の方にぜひ相談を。
ノンノ編集部は下記のセレクトでオーダーし、お会計は¥4378。

①B6サイズ・縦型
②表表紙＝オリジナルレザーのエメラルドグリーン（￥1540円）・裏表紙＝NKボール（￥198）
③全部留め・白（￥220）
④罫線（白）×２pack・無地（白）×１pac・無地（黄色）×１pack （B6サイズのノート中紙は4packで￥880）
⑤角丸×２か所（￥220）・丸タック（￥220）・白の箔押しで文字入れ（１～５文字で¥550）

組み立てにかかる時間は通常10～15分程度。混雑する土日には受取まで１時間以上かかる場合も。
店頭やオンラインにて中紙交換やパーツ交換も可能。細部までこだわってカスタマイズしたノートだけに、中身を入れ替えることで繰り返し使えるのが嬉しい。中紙はダイアリータイプも人気で、４月・９月・12月始まりがあり、マンスリーとウィークリーの２パターンから選べる。人気アイテムのため、気になる方はこまめにチェックを。

店内にディスプレイされたノートたち。色や素材など新しいパーツも随時追加されるので、組み合わせは無限大。

カウンターに置かれた各パーツのサンプルを使ってイメージを固め、オーダーシートに番号を記入する。
文具好きの心をくすぐる紙の引き出し。表・裏表紙、中紙が収納されている。

お店の方が中紙を揃えてリングの穴を開けるところ。鮮やかな手さばきから目が離せない。
箔押しは常時６種類。月ごとに１色加わる「今月の色」も楽しみ。取材した５月は赤。
ノートの表紙に「NON-NO」の文字が箔押しされた瞬間は胸熱！（アルファベットの文字入れは大文字のみ。その他、数字、記号、♡などのシンプルなマークなども選べる）

Shop Information

HININE NOTE

東京都渋谷区上原1-3-5　SK 代々木ビル 1F

営業時間

12:00～20:00（ラストオーダー＝当日お渡し19:00／後日お渡し・発送19:30）

火曜日定休（事前予約のみ対応可能）

公式サイトはこちら

ビュッフェスタイルのパーツ選びが楽しい！「ancora」の万年筆

ギフトにぴったりな文房具を数多く取り揃える「ancora」は、2021年３月に銀座でオープン。店名の「ancora（アンコーラ）」は、イタリア語で「再び・もう一度」を意味する「encore（アンコール）」と英語で「錨（いかり）」を意味する「anchor（アンカー）」を掛け合わせたもの。デジタルの時代だからこそ、「書く／描く」価値を再び見直したいという想いが込められている。
中でも注目なのが、店内に入ってすぐの場所にディスプレイされている「My万年筆」。万年筆を構成する「蓋栓」「蓋」「大先」「胴」「尾栓」の各パーツを好きな色で組み合わせてオリジナルの万年筆が作れるというサービスだ（金属部分はゴールドかシルバーかどちらかをセットで選ぶ）。しかも、組み立て代・カートリッジインク代込みで１本¥4400！　パーツの色は常時10色。季節によって限定カラーが登場することも。ビュッフェスタイルで選んだパーツを専用トレーに載せながらイメージを固めていく。
ノンノ編集部は人気色のブラッシュピンクとホワイトを、蓋と蓋栓にそれぞれ使用。胴は中のインクが見えるよう、あえてスケルトンに。キャップを外した時に見える大先はステラブルー、尾栓はネイビーブラックで、インクと合わせた青系で統一。そして、金属部分はゴールドで華やかに……というレシピで作成。組み立てにかかる時間は2、3分程。オーダーは実店舗のみで、友人同士やカップルで来店し、お互いに選び合うお客様も多いそう。大切な人への贈り物に、あなたも万年筆を選んでみては？

店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが「My万年筆」の棚。カラフルなパーツに心奪われる。
選んだパーツをトレーに載せて吟味。迷う時間も楽しい！

迷いに迷って一度大幅に組み直すなどの場面もありつつ、全てのパーツ選びが完了。
お店の方が手作業で組み立ててくれる。

My万年筆が完成！　付属のカートリッジインク（2本セット）は、BLACK、BLUE BLACK、BLUEの３色から選べる。ノンノ編集部はBLUE BLACKをチョイス。
万年筆を手にすると自然に背筋が伸びる。カートリッジインクは通常、購入者が自宅で取りつけ。今回は撮影のため、お店の方に特別にセットしていただきました。